マキタ　18V新型充電クリーナー

マキタから18Vの充電式クリーナーに新型が登場しました！（2023.2月）

新型クリーナーの特徴やモデルの違いなどを詳しく説明させていただきます。

第3世代は圧倒的なハイパワー

今回発売された新型クリーナーと既存機種との大きな違いは、圧倒的なパワーと静音性です。バッテリーのパワーは変わりませんが、モーター制御の最適化によりハイパワーを実現し、内部構造の見直しで静音性を実現しました。

18Vの限界を超えた圧倒的なハイパワー

18Vシリーズは今回で３代目

今回、マキタから発売された新型クリーナーは18Vバッテリー対応の機種となっています。
マキタではこの18Vのバッテリーが使い回せる機種が一番多く、また一番人気のシリーズにもなっています。18Vが使用できる機種は現在369モデル、インパクトドライバなどの電動工具から、草刈機やチェンソーなどの園芸工具、ラジオやコーヒーメーカーなどのアウトドアにも使用できるような様々な製品が発売されています。

その中でも充電式クリーナーは、使用される方の業種を問わず、業務用から家庭用としても非常に人気の高い商品となっています。
マキタの18Vの充電クリーナーは、初代18Vシリーズが発売された後、2019年の冬にブラシレスモーターを搭載した第2世代のモデルが登場、今回はさらにモーターが新しくなり、第三世代のモデルとなります。

初代・第2世代第3世代の違い

モデル	吸込 仕事率	モーター	仕様
初代 （CL180FD/181FD/182FD）	約37W	ブラシ付モーター	カプセル式 紙パック式
第2世代 （CL280FD/281FD/282FD）	約60W	ブラシレスモーター	カプセル式 紙パック式
第3世代 （CL284FD/285FD/286FD）	約125W	ブラシレスモーター	カプセル式 紙パック式 サイクロン一体式

吸引仕事率は約３倍、40Vに匹敵するパワー

上の表を見ていただけるとわかるように、初代のクリーナーから比べるとそのパワーは約3倍と大幅にアップしていることがわかります。
初代18VクリーナーCL181FD/181FD/182FDシリーズも、決してパワーが弱いわけではなく、従来のマキタクリーナーの中では、この37Wが一番パワーがあり不動の人気でした。
さらに、2019年の冬にハイパワーブラシレスモーターを搭載した、第2世代のCL280FD/CL281FD/CL282FDシリーズが発売され、約60Wとダントツのハイパワーに。

その後、18Vよりもパワーの強い40Vシリーズ（約125W）が発売されたことで、一番の座は明けわたすことになりましたが、18Vのバッテリーを持っている方が多いため人気の製品でした。
今回、さらにモーター制御の最適化により、第3世代のクリーナー、CL284FD/285FD/286FDでは、40Vシリーズのクリーナーと同じ、約125Wのパワーを実現しました。

全モデル共通の特徴と仕様

ハイパワーになった第3世代ですが、その他の共通特徴と仕様をご説明させていただきます。

内部構造の見直しで実現した静音性

クリーナー内部の空気の流れをコントロールし静音性を実現しました。音の種類が変わり深いに感じずらい音になっています。

スイッチは使いやすいワンタッチスイッチ

全モデルがボタンを押すだけで操作ができる使いやすいワンタッチスイッチになりました。
吸引力を４つのモードで使い分けることができます。
パッと掃除したい時は一番強いパワフルで、静かに掃除したい時は一番弱いエコモードでなどお好みのモードに簡単に切り替え可能です。
さらに、モードメモリ付きで前回使用していたモードを保存しているので、スイッチを入れるだけでいつものモードに。細かい部分まで使いやすくなっています。

T字ノズルが改良されて絨毯でもつかいやすく

付属のT字ノズルが改良されてさらに使いやすくなりました。
上からの力で押し付けても前に進みやすい重心に改良し、絨毯の掃除でも引っ掛かりを軽減しました。また、どの角度でも空気の流れがスムーズになりより集じん率がアップしました。

第3世代の型式は３モデルでの販売

今回発売された第3世代には3モデルの型式があります。
ゴミの集じん方法によって型式が違いますので、御用途に合わせて選んでください。

カプセル式・・・CL284FDシリーズ
紙パック式・・・CL285FDシリーズ
サイクロン一体式・・・CL286FDシリーズ

現場で活躍するカプセル式クリーナー

CL284FDシリーズ（カプセル式）

現場使用率No.1のカプセル式クリーナーです。駅構内やショッピングセンター内の清掃などにもよく使われているのをご覧になる方も多いのではないでしょうか。
カプセル式は、紙パック不要で集じん容量も多いので業務用のクリーナーとして人気です。
ゴミを毎回捨てられるので粉じんのある現場や、匂いのあるゴミを扱う、ゴミの量が多い場合にはカプセル式がお勧めです。

吸込仕事率（パワー）は、パワフルモードで125Wとサイクロン一体式よりもハイパワー。
質量は、3モデルのなかでわずかですが一番軽くモデルです。
集じん容量が730mLと一番大きくさらに毎回ゴミ捨てができるので、ゴミの多い場所でも使いやすいモデルになっています。

付属品でゴミを分離する高機能フィルタが1個ついています。消耗品のためヨレヨレになったら買い替えてください。

現場で粉じんを吸い込む場合は、別販売品のHEPAフィルタがオススメです。99.97%の捕塵で綺麗な排気、モーターへゴミが回ってしまうのを低減します。

家庭用に人気の紙パック式

CL285FDシリーズ（紙パック式）

ゴミ捨ての頻度が低い家庭用に人気なのは紙パック式です。
型式はCL285FDシリーズになります。

ゴミは紙パックに溜まっていくので紙パックがいっぱいになったら捨てるだけ。ゴミ捨てが楽ちんなので家庭用に人気です。一般的な紙パック式のクリーナーを使用されていた方には馴染みのある使い方で人気の製品になります。
ただし紙パックはフィルタの役割もしているため紙パックが目詰まりすると吸引力が半減してしまいます。細かいゴミが多い場合は、紙パック式ではなくカプセル式かサイクロン一体式の方がいいかもしれません。

昔は、紙パック式のクリーナーのみがワンタッチスイッチだったため、ワンタッチスイッチが使いやすいと人気で紙パック式を選ぶ方が多かったです。いまは、カプセル式もサイクロン一体式もワンタッチスイッチになっているため紙パック式の人気は少し落ちています。

標準付属品として、洗って繰り返し使える「高機能ダストバッグ」と「紙パック10枚入」がついています。マキタの紙パックは、スーパーなどでは販売していませんので、マキタ製品の取扱のあるホームセンターや家電量販店、弊社のようなネット販売店をご利用下さい。

サイクロン一体式が18vでも新登場

CL286FDシリーズ（サイクロン一体式）

いままで18Vではなかったサイクロン一体式のモデルが登場しました。
サイクロン方式とは、すこんだ空気を内部で旋回させて遠心力でゴミを分離して集じんする方法になります。フィルタでゴミを分離する割合が大幅に減るので、目詰まりがしにくく吸引力が持続するメリットがあります。その代わり、吸引力自体は直接吸引するよりも少し下がってしまいます。

マキタでは、掃除機につけるとサイクロン方式で集じんできる、アタッチメントがありました。集じん容量も大きく、目詰まりしにくいので大変人気のアタッチメントでしたが、デメリットとして掃除機につけると邪魔になるというのがありました。

18Vシリーズ第2世代の発売の後に、マキタ40Vのバッテリー対応のサイクロン一体式モデルが登場しました。こちらは、クリーナーの下側に飛び出てしまうサイクロンを集じんカプセル部分と一体型にすることですっきりとしたデザインと使いやすさを実現しました。

サイクロン式にすることで、フィルタの目詰まりが低減するためフィルタの清掃頻度を約1/6にすることができます。また、いつもフィルタがすぐに詰まって吸引力が落ちてしまうという方もサイクロン式の方がストレスなくご使用できるかもしれません。サイクロン部は簡単に取り外しができるため、ゴミ捨ても簡単です。

サイクロン部分以外は、カプセル式と同じ作りのためカプセル部を別で購入すればカプセル式にもすることができます。付属品は、カプセル式と同じ高性能フィルタがついています。
別販売品でサイクロンの仲野フィルタも販売しています。

すぐに発送できる在庫あります

マキタ18V充電式クリーナーに新型が登場しました。
まだ入荷台数がすくないためご注文順にご予約として受け付けて、入荷次第、順番に出荷させていただきます。
現在、在庫しておりますのでほとんどの紫衣品が即日から出荷が可能です。

カプセル式モデル一覧

紙パック式モデル一覧

サイクロン一体式