【マキタ新商品】18V充電草刈機に新型が登場！今までとは何が違う。セミプロ向けってどういうこと！？

マキタから18Vの充電式草刈機に新型が登場しました！
今までの18V充電草刈機の後継品ではなく、『セミプロ向けモデル』として
新しいラインナップが追加されました。
なぜ、新しいラインナップが追加されたのか、現行品との違いや特徴などをご紹介していきたいと思います。

なぜ新しいラインナップを追加したの？

後ろ側にモーターを配置したかった

マキタ18Vの充電式草刈り機（スプリット式を除く）は、今までモーターが先端についていました。モーターが先端についているとその分、先端側が重たくなります😭
草刈機を初めて使う方はそんなに気にならない方もいるかもしれませんが、今までエンジン式を使っていた方は、先端が重たいと使いにくい・疲れやすいという意見がありました。

18Vを2本つけて使う36Vシリーズの草刈り機では、後ろにモーターを載せたシリーズが先行して販売されていました。しかし、先端モーターの製品に比べて使用時間が約3分の1程度と短いのが難点でした。

モーターの位置と長時間使用を両立

ところが、約1年前の2023年2月ごろ、なんとマキタから後側にモーターを搭載し、長時間使用を実現した草刈機が発売されました！！！！！！
これは40Vシリーズの製品で、軽量で長時間使用ができる使いやすい草刈機として発売されました。エンジン式23mLクラス相当なので40Vシリーズの中では強くないですが、一般的によく使われるクラスのパワーになっています。

何やらモーターやらシャフトやら色々と改良されたようで(メーカーからは改良の内容については詳しくは教えてもらえませんでした）、ついにモーターを後ろ側に配置してさらに長時間の使用ができる草刈機が『爆誕』したわけです😍

それから1年が経ち、40Vと18Vでは使用するモーターも違い、1から設計が違う様なのでやっと18Vでもモーターを後ろに配置し長時間駆動を実現した新型の草刈り機が登場しました！！！！！

新しくなった速度調整レバー

そのほか、現行品と大きく変わるところは『回転速度の調整方法』です。
ここでは詳しく

現行品のスピード調整はボタン式

現行品の18V草刈り機では、ボタン式となっておりボタンを押す回数で
高速→中速→低速→楽々ドライブモード（自動変速）と切り替えることができました。
低速から楽々モードに切り替えるには3回ボタンを押さなくてはなりません。
楽々モードから高速んい切り替える際も同じ様に3回ボタンを押す必要があります。/

新型のスピード調整はレバー式

新しくなった速度調整方法はボタン式ではなくレバー式になっています。
レバーの位置によって回転数が違いますので、ボタンをみて今の回転数を確認しなくても直感的に回転数の変更ができます。
草の密度などで高速から低速までを無段変速で調整できます。
レバーは任意の場所で止めることができるので決めた一定の速度で回転を続けることができます。エバーを動かす感覚が掴めれば手元を見なくても簡単に速度の調整ができます。

そして、レバーの位置を真ん中にすると一旦停止します。
楽々ロングモードにする場合は、レバーを上にあげて再度トリガスイッチを押します。

結局なにがセミプロ向けなの？

マキタの18Vの充電式草刈機は、初めて草刈り機を使う方や一般の方でも使いやすい
草刈機として人気があります。
一方で、モーターの位置の問題もあり今までエンジン式をつかっていただ方や、
広範囲の草刈り作業をされる方（セミプロ）にとっては少し使いにくい草刈り機でもありました。

そのため、マキタでは40V対応の草刈機のラインナップを充実させて、プロの方でも納得して使っていただける草刈機を送り出してきました。おかげさまで、プロの方やガッツリ草刈りをされる方には、エンジンが使えない場所での使用などで40Vの草刈機を選んでご使用いただいております。

でも結局40Vの製品は価格も高く重量もある製品が多いため、すでに18Vのバッテリーを持っている方からは手を出しにくい商品でもあります。

そこで、今までの18Vの草刈機では物足りないセミプロの方でも使いやすい、後ろ側にモーターを配置した18Vの草刈機開発し、『セミプロ向け』として販売するにいたったのだと思います。

発売開始しました（2024.2月）

2024年2月中旬現在、少しずつですが入荷しています。
入荷台数がまだまだ少ないので、お急ぎの方は早めのご注文をお勧めします。

4月〜5月ごろになれば安定して供給されるのかなと思いますので、
今年の草刈りシーズンまでには間に合うと思いますので、その後のご注文でも
他の方の使用感などを聞いてから検討されてもいいかもですね。